皆さん、五十肩・四十肩という言葉はよく耳にするとは思います。
では五十肩・四十肩とはなんなのでしょうか?
五十肩とはお医者さんの中でも明確にどこが痛めているというのはなく、肩関節の周りに炎症が起き、関節が動かなくなり、強い痛みが出るものを言います。
一般的に40歳代~60歳代に多く起きる方の症状なので五十肩・四十肩と呼ばれています。
五十肩・四十肩は痛みと運動制限が特徴で特に冷えたり、夜中に痛みが強く出るものが多いです。
運動制限は頭を洗う動作やズボンをあげる動作などが特にやりにくくなります。
ただ、人により大きく差があり病院で五十肩・四十肩と診断されたとしても運動制限のみで痛みを伴わなかったり、肩の重だるさだけで五十肩・四十肩と診断される患者さんも多くいます。
五十肩の原因は加齢により肩周囲の筋肉や靭帯が弱ってくることにより、弱い刺激(手を上げるなど)の刺激で損傷を起こし、炎症が生じてしまうことと考えられています。
特に最近は座っての仕事やスマートフォンなどの影響で、姿勢が悪くなってしまうことにより、より肩に強い負荷をかけてしまいおきている人が非常に多くなっています。
五十肩・四十肩は痛みが強く動かすのもしんどい時は自宅でできるケアとしては、アイシングが一番簡単で負担がないのでオススメします。
約10分~15分ぐらい痛みの出ているところを氷で(なければ氷枕をタオルでくるみ)冷やしてください。
時間がたち痛みが引いてきたら運動療法に移ります。
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