自律神経のバランスが崩れ、心身に様々な不調が現れている状態のこと。
自律神経とは、交感神経と副交感神経のふたつがあり、これらは全身の臓器機能を自動的に調節して動かしている神経です。
自律神経失調症は、この神経のバランスが崩れて機能が亢進している状態、もしくは機能が低下している状態になることで発症します。
主な症状として、頭痛・動悸・倦怠感・集中力の低下などがあります。
▷ストレス、生活習慣の乱れ
過剰なストレスがかかり続けることで自律神経機能が異常になります。昼夜逆転、暴飲暴食、睡眠不足など生活習慣の乱れから異常になることも。
▷ホルモンの乱れ
更年期障害や妊娠、出産後など、ホルモンバランスの乱れると、身体がホルモン変動についていけなくなり発症することも。
大きく分けて、身体的な症状と精神的な症状の2つがあります。
▷身体的症状
・頭痛
・動悸
・倦怠感
・息切れ
・めまい
・食欲低下
・便秘や下痢
・腹痛
・肩こり
・不眠 …など。
▷精神的症状
・集中力低下
・やる気低下
・怒りっぽくなる
・涙脆くなる
・不安感
・恐怖感 …など。
子供では精神的な症状のやる気低下、集中力低下、不安感などから不登校になるケースも稀にあるそうです。
生活スタイルを整え、ストレスを軽減させることが重要であり、具体的には充分な睡眠やバランスのよい食事、全身の血流を良くすることが大切です。
当院では、全身の血流を良くする為に痛くない矯正、またはストレッチ整体などで治療を行います。
また、患者さんの症状や状態に合わせて体質改善の為の鍼や神経バランスを整える鍼も治療として取り入れています。
当院では小児鍼(刺さない鍼治療)も行なっており、赤ちゃん〜思春期のお子さんも安心して治療が行えます。